最近は紙で本を読むようにしています。そして読んだ本の多くは手元にはありません。それでも価値観を変えてくれた本は大切にとっています。
そのうちの一冊が『本当の豊かさはブッシュマンが知っている』という本です。
ブッシュマンというのは近年まで狩猟採集を続けていたアフリカ南部の民族です。彼らは労働どころか農耕牧畜すら行わず、生きるために必要な食料や物資は全て自然から得て暮らしていました。そして狩猟採集に費やす時間は、現代の労働者に比べ極端に短く、時間的余裕があったというのです。
この本を読んでいると、不動産の仕事をするよりも農業や山菜取りに出かけたくなってしまう不思議な一冊です。
参考文献
・「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている(著者:ジェイムズ・スーズマン)